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【人はなぜ笑うのか?】

人はなぜ笑うのでしょうか???

今朝、NHK連続テレビ小説「わろてんか」を見ながら改めて考えました。

私は、笑いヨガに出会う前は全く笑うことが出来ませんでした。 以前の私を知っている方は笑っている私にビックリされます! 今を知っている方は、逆に笑っていない私は想像つかないと言われます!

振り返れば、近所に剣道場があったので何のためらいもなく「赤胴鈴之助」に憧れて小学2年生から剣道を習い始めました。

「剣道場興風館」で、道場主は元大阪府警の古荘義廣先生でとても厳しく怖い先生でした。これからは、青少年育成が最も大切であり「剣道をとおして人を育てる」との強い信念の元に私財を投じて道場を建てられたと聞きました。

(今は、その道場はありません)

剣道に出会ったお陰で今の私はあると思っています。 ただ、武道は精神面を強く指導されるので「笑顔・笑いは」厳禁でした。 稽古の途中笑っているとよく叱られました。 幼稚園や保育園の園児たちは良く笑って元気です。

私も保育園を出ましたが、やんちゃで元気の良い子どもでした。

しかし、小学生になると不思議に笑顔がなくなりました。

笑っていると不真面目の烙印が押されるので。。。。。

次第に笑いから遠ざかったようです。 私の家は、隣が小学校でプールの横です。

夏場は、子どもたちの元気な歓声で家におられません。

最近は本当に静かです。 少子化の影響なのでしょうか? 平昌(ピョンチャン)での「2018年冬季オリンピック・パラリンピック」が終わりました。選手達の素晴らしい活躍にいっぱい感動しました。 その中で、特に気になったのは選手たちの「笑顔」です。 一昔前は、笑っている選手の姿を見ることは出来ませんでした。 メダリストになったから笑えたのでしょうか?

(素敵な笑顔ですねー!)

スポーツの世界では笑いの重要性に気付いているようです。

オリンピックで9個のメダルをとったカール・ルイスは、100mを走るときに「50m地点で笑う」ことをコーチが指導していたようです。 その理由は、「人間の筋肉は緊張すると、萎縮して、本来の力が出ない。笑う事で、身体の余計な力が抜け、素晴らしい力を発揮するそうです。」

私も一応大阪体育大学を卒業しているので、スポーツに於ける「笑いと呼吸」について調べたくなりました。

さて、「人はなぜ笑うのか?」少し分かったようで、、、何だかスッキリしません。

私の体験から考えてみます。

先に書きましたが、小学校2年から始めた剣道で教士七段を40歳で取得しました。

剣道界最高の八段を目指して修行しているとき、46歳で病に倒れ、生存確率余命1年を宣告されました。それでも、剣道を諦めきれずもがき苦しんでいるとき、52歳で心臓手術(生存確率20%)でした。このときの心の状態は最悪で自殺まで考えていました。

長年剣道修行をしているので、死生観は持っているつもりでしたが、死の恐怖に負けそうになりました。弱い自分をさらけ出すことが出来ずにいました。

ある日、剣友が見舞いに来てくれた時、自然に涙が出て泣くだけ泣きました。その後は、不思議に心が落ち着いたことを覚えています。

その時のことを一冊の本に書いています。

今、読み直すと恥ずかしくなります。

泣くことは、出来たのですが、笑うことは出来ずにいました。

笑い方を知りませんでした。

そんなある日、朝からテレビを見ていると「笑いヨガ」が放送されていました。

大の大人が、馬鹿なことをしていると正直思いました。

しかし、次の瞬間「笑いヨガエクササイズ」という言葉を聞いたときです。 身体に電気が走りました。 難しく考えずに「ラジオ体操」のように「笑いの体操」と思えばいいのだと納得しました。

それから、見よう見まねに「笑いヨガ」を行いましたが、しっくりこなかったので、小倉である「笑いヨガ体験会」に妻と参加しました。 笑いヨガを学びに行ったのに笑えない自分を尻目に妻が楽しく笑っている姿に衝撃を受けました。このままではいけないと心の中で葛藤しました。思い切って輪の中に飛び込んで笑うと不思議にリラックスでき笑いの魅力に引き込まれました。

その後、2010年1月笑いヨガ認定リーダー取得(名古屋)、同年9月笑いヨガ認定ティーチャー取得(大阪)しました。

最初は、笑いに資格が必要なのかと思いました。

ティーチャートレーニングで、笑いヨガ創案者Dr.カタリアから深く学び生き方が変わりました。正しく、私の人生での大きなターニングポイントでした。

When you laugh.you change.

When you change.the whole world changes

あなたが笑うとき、あなたは変わります。

あなたが変わるとき、すべての世界が変わります。

-Dr.マダン・カタリア-

実は、熊本地震の前年に心臓再手術をし術後の後遺症で悩んでいるときに地震でした。

普通なら耐えられない状況にも関わらず心穏やかなのは、目の前の変化にとらわれず

「ありのままの自分を笑って受け入れている」からだと思います。

これから、どのような人生が待ち受けているのか、不安がないと言ったら嘘になります。

それでも、あるがままを受け入れて大いに笑いたいと思います。

実は、3月23日(金)に全国の笑いの仲間8人と協同出筆した本が出ます。

「あなたが笑うと世界が変わる!笑いの奇跡」

笑いの素晴らしさをそれぞれの立場で書き上げました。 私は第4章を担当しました。

「苦しいとき、つらいときこそ笑う!」-熊本地震からの復興を支えた笑い-

正直、出筆するにあたり悩みましたが、熊本地震で体験したことを多くの人に伝えるのが使命と思い取り組みました。

人はなぜ笑うのか?

今の私に言えることは、笑いは生きていくうえでとても大切なことです。

笑いは、神様からのプレゼントだと思います。

笑うことを難しく考えずに子どもたちのように無邪気に笑えるようになりたいと思います。

「楽しいから笑うのじゃなく、笑うから楽しくなるのです!」

(皆さん、素敵な笑顔でしょう!)

最後まで、読んでいただき心から感謝です。

皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。

合笑

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